XPのサポートが切れるということで、XPで使ってたマシンでLinuxマルチブートできる環境を作った時のメモ。
テスト用にHDDで設定したあと、同じことをSSDでやりました。
<参照したサイト>
○情報量が多く詳しい
diskless Fun's Wiki - Tips: マルチブートするなら2段階ブート方式に統一しよう
http://wikiwiki.jp/disklessfun/?multipleboot
○2段階ブートの利点
diskless Fun's Wiki - Tips: マルチブートするなら2段階ブート方式に統一しよう 1-3章
http://wikiwiki.jp/disklessfun/?multipleboot#para1-3
○「MBM」とは?
diskless Fun's Wiki - Tips: MBM(ChaNさんの高機能・マルチブート用ブートローダ)をもっと便利に使う情報とツール
http://wikiwiki.jp/disklessfun/?mbm
○基本的な用語、MBMのインストール方法
~magi mode~ver3.10 - マルチブート(デュアルブート)環境の構築
http://ameblo.jp/magi-alphard/entry-10256936953.html
○2段階ブートの場合のgrubのインストール
diskless Fun's Wiki - Linux各ディストリビューションのUSBブート・対応状況 1-6章
http://wikiwiki.jp/disklessfun/?usbboot#dual-stages-type
○MBMを用いたマルチブートの設定(概要)
2ch-Linux-Beginners - OSのインストール順・再インストールが自由なマルチブートの方法
http://www12.atwiki.jp/linux2ch/pages/24.html#id_5ea97199
<試行錯誤の段階>
MBMのインストール
Live CDからUbuntu 13.10を起動。インストール実行。
インストール先のディスクを設定するオプションを選択して、rootディレクトリとswap領域を論理パーティションで設定。
インストール後に再起動、MBMのメニューで「DOS extend」を展開せずにEnterで一度つまずく。
→カーソルの右を押せばツリーが開きます。
再起動後に上記メニューを展開、対象のディレクトリを選択。
一応はUbuntuが起動。
でも、「Ubuntuはgrub2をPBRにインストールしない」という記述を見かけたりして、本当に今の状態で正しいのか不安。
<本番の手順>
○Linuxのマルチブート(MBRにgrubを使う場合)
LinuxMania - GRUB二段構えでLinuxをマルチブートする
http://www.linuxmania.jp/linux_multiboot.html
○grub2の再インストール、設定変更など
Carpe Diem - マルチブート(2段階ブート)の設定
1. MBM のインストール
・Ubuntuディスクブート
・Gpartedでパーティション作成
→SSDなのでswap領域は作成せず
→論理パーティションを作成すると、sdaが「5」から振られる
→今回は2つのOSをインストールするので「/deb/sda5」、「/deb/sda6」を作成
・OSインストールする領域以外も論理パーティションとして作成(/deb/sda7)
←未割り当て領域を残してインストールすると拡張パーティションに含められない
2. fedora 20 のインストール
・カスタムパーティションの設定
・あらかじめ作成したパーティション(/deb/sda6)を選択
・マウントポイント設定、「再初期化」にチェックを入れて「設定の更新」
・「完了」を選択し、「変更を適用する」を実行
・swap領域がないため警告が出るが無視
・「インストールの開始」を実行
・インストールと並行してrootパスワード、ユーザーの設定
・ブートローダをPBRにインストール
# grub2-install -f /dev/sda6
→後に挙げるUbuntuはインストール時にブートローダのインストール先を指定可能
→Fedoraインストール時にはUbuntuのように指定するメニューが見当たらなかった
3. Ubuntu 13.10 のインストール
・あらかじめ作成したパーティション(/dev/sda5)を選択
・マウントポイントを設定、初期化
※ubuntuはインストール時にブートローダのインストール先を論理パーティションに指定可能
・「インストール」を選択
・地域、言語、ユーザーなどの設定
4. MBM再インストール
・fedoraのgrubが上書きされているため、MBMを上書きする。
こんな感じでマルチブート環境が完成。
パーティションの仕組み(最大で標準が3つで論理が1つなど)を詳しく知らなかったので、だいぶつまずいた。
<今後の課題>
○Ubuntu 14.04のインストール
今回の作業を終えたほぼ直後に14.04がリリースされました。
ただ、32bitの日本語Remixは現時点ではまだリリースされていないので、出次第試したいところ。
○Pulseaudioの音量設定(Fedora/Ubuntu共通)
XPで使っていたころよりも明らかに音が小さくなりました。
Pulseaudioの設定からボリュームを上げればたしかに多少は大きくなるのだけれど、それでもXPの頃と比べるとかなり小さい。しかもボリュームを上げると明らかにノイズが入って聞き取りにくくなります。
いろいろ調べてはいるものの、「Pulseaudioは便利!」という意見も「Pulseaudioは真っ先に削除すべき!」という意見も見られるのでどうしたらいいのか全く分かりません。
FedoraでPulseaudioを削除したらデスクトップが起動しなくなってしまい、OSごと再インストールしました。
サウンドカードとの相性とかもあるのかも。
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今回はパーティションの設定で引っかかったということで、この曲で終わりにしようと思います。
東京女子流 "Partition Love" (LIVE AT BUDOKAN 2013) |
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