2014年5月6日火曜日

Linuxマルチブート環境を作ったメモ

とっくに上げたと思ったら保存していただけだったので今更アップ。

XPのサポートが切れるということで、XPで使ってたマシンでLinuxマルチブートできる環境を作った時のメモ。




テスト用にHDDで設定したあと、同じことをSSDでやりました。

<参照したサイト>

○情報量が多く詳しい
diskless Fun's Wiki - Tips: マルチブートするなら2段階ブート方式に統一しよう
http://wikiwiki.jp/disklessfun/?multipleboot

○2段階ブートの利点
diskless Fun's Wiki - Tips: マルチブートするなら2段階ブート方式に統一しよう 1-3章
http://wikiwiki.jp/disklessfun/?multipleboot#para1-3

○「MBM」とは?
diskless Fun's Wiki - Tips: MBM(ChaNさんの高機能・マルチブート用ブートローダ)をもっと便利に使う情報とツール
http://wikiwiki.jp/disklessfun/?mbm

○基本的な用語、MBMのインストール方法
~magi mode~ver3.10 - マルチブート(デュアルブート)環境の構築
http://ameblo.jp/magi-alphard/entry-10256936953.html

○2段階ブートの場合のgrubのインストール
diskless Fun's Wiki - Linux各ディストリビューションのUSBブート・対応状況 1-6章
http://wikiwiki.jp/disklessfun/?usbboot#dual-stages-type

○MBMを用いたマルチブートの設定(概要)
2ch-Linux-Beginners - OSのインストール順・再インストールが自由なマルチブートの方法
http://www12.atwiki.jp/linux2ch/pages/24.html#id_5ea97199


<試行錯誤の段階>

MBMのインストール
Live CDからUbuntu 13.10を起動。インストール実行。
インストール先のディスクを設定するオプションを選択して、rootディレクトリとswap領域を論理パーティションで設定。

インストール後に再起動、MBMのメニューで「DOS extend」を展開せずにEnterで一度つまずく。
 →カーソルの右を押せばツリーが開きます。

再起動後に上記メニューを展開、対象のディレクトリを選択。

一応はUbuntuが起動。
でも、「Ubuntuはgrub2をPBRにインストールしない」という記述を見かけたりして、本当に今の状態で正しいのか不安。


<本番の手順>

○Linuxのマルチブート(MBRにgrubを使う場合)
LinuxMania - GRUB二段構えでLinuxをマルチブートする
http://www.linuxmania.jp/linux_multiboot.html

○grub2の再インストール、設定変更など
Carpe Diem - マルチブート(2段階ブート)の設定

1. MBM のインストール
・Ubuntuディスクブート
・Gpartedでパーティション作成
  →SSDなのでswap領域は作成せず
  →論理パーティションを作成すると、sdaが「5」から振られる
  →今回は2つのOSをインストールするので「/deb/sda5」、「/deb/sda6」を作成
・OSインストールする領域以外も論理パーティションとして作成(/deb/sda7)
  ←未割り当て領域を残してインストールすると拡張パーティションに含められない

2. fedora 20 のインストール
・カスタムパーティションの設定
・あらかじめ作成したパーティション(/deb/sda6)を選択
・マウントポイント設定、「再初期化」にチェックを入れて「設定の更新」
・「完了」を選択し、「変更を適用する」を実行
・swap領域がないため警告が出るが無視
・「インストールの開始」を実行
・インストールと並行してrootパスワード、ユーザーの設定
ブートローダをPBRにインストール
  # grub2-install -f /dev/sda6
  →後に挙げるUbuntuはインストール時にブートローダのインストール先を指定可能
  →Fedoraインストール時にはUbuntuのように指定するメニューが見当たらなかった

3. Ubuntu 13.10 のインストール
・あらかじめ作成したパーティション(/dev/sda5)を選択
・マウントポイントを設定、初期化
   ※ubuntuはインストール時にブートローダのインストール先を論理パーティションに指定可能
・「インストール」を選択
・地域、言語、ユーザーなどの設定

4. MBM再インストール
・fedoraのgrubが上書きされているため、MBMを上書きする。


こんな感じでマルチブート環境が完成。
パーティションの仕組み(最大で標準が3つで論理が1つなど)を詳しく知らなかったので、だいぶつまずいた。


<今後の課題>

○Ubuntu 14.04のインストール
今回の作業を終えたほぼ直後に14.04がリリースされました。
ただ、32bitの日本語Remixは現時点ではまだリリースされていないので、出次第試したいところ。

○Pulseaudioの音量設定(Fedora/Ubuntu共通)
XPで使っていたころよりも明らかに音が小さくなりました。
Pulseaudioの設定からボリュームを上げればたしかに多少は大きくなるのだけれど、それでもXPの頃と比べるとかなり小さい。しかもボリュームを上げると明らかにノイズが入って聞き取りにくくなります。

いろいろ調べてはいるものの、「Pulseaudioは便利!」という意見も「Pulseaudioは真っ先に削除すべき!」という意見も見られるのでどうしたらいいのか全く分かりません。

FedoraでPulseaudioを削除したらデスクトップが起動しなくなってしまい、OSごと再インストールしました。

サウンドカードとの相性とかもあるのかも。

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今回はパーティションの設定で引っかかったということで、この曲で終わりにしようと思います。

東京女子流 "Partition Love" (LIVE AT BUDOKAN 2013)

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