しかし、そこではPerfumeの話をほとんどしていないので、MVについてだけでもメモをしておこうと思った次第。
たいして役に立つことは書いてないです。
『Perfume Clips』初回版ジャケット |
「Perfume Clips」 スポット
出た順番に並べています。
1. 未来のミュージアム
全編モノクロ、マンガ風という変わり種のMV。
Perfume "未来のミュージアム"
a-ha "Take on Me"
「マンガとMV」ということで、まったく関係ないけど貼っておきますね。
『映画ドラえもん のび太のひみつ道具博物館』の主題歌でした。そんなわけで、実写の他に藤子・F・不二雄風のPerfumeが登場します。
『未来のミュージアム』初回版ジャケット 藤子・F・不二雄オマージュの名前表記や17枚目のシングルということで 17巻のマークが付いていたり細かいところまでこだわってますね。 |
『未来のミュージアム』通常版ジャケット この衣装のかわいさはなんなんだろうか! |
過去のMVからの引用があるのも面白いです。
Perfume "Spring of Life"
いうまでもなく、「ヒト型ロボット パフューム」とか、
のっちが目をパチッと開くところとか。
自己紹介する「ヒト型ロボット パフューム」のかしゆか号 |
Perfume "Spending all my time"
かしゆかの攻撃のところとか。
話が脱線しますが、「主題歌がPerfumeだから」ってことでドラえもん映画を観に行ったんですよ。まぁ、自分にも子どもはいないし、親戚に小さい子がいるわけでもないので、成人男性が一人で観に行ったわけですよ。
ドラえもん映画は入場する時にオマケ(ドラえもんがプルバックで走るおもちゃ)がもらえるわけですが、もぎりのお兄さんは私の姿を見て明らかにオマケを渡すべきか躊躇していまして。こちらもお兄さんを困らせてはいけないと思い、スッと手を差し出してオマケを受け取りましたよ。
映画のほうも良かったですねぇ。
のび太とドラえもんがある物を復元したところでこの曲のイントロが入ってエンディングのですが、このタイミングがあまりにも気持ちよすぎて泣いてしまいましたよ(事実)。
さて話を戻して。
曲も素敵だし、マンガ風のMVもかわいいんだけど、どうしても一つだけ惜しいなぁと思う部分があります。
それは「ダンスのシーンが一切無い」という点。
TVの音楽番組なんかでダンスを見たことがある人も多いかとは思いますが、ものすごく可愛いんですよ。細かい動作が多くてカタカタ動く感じ(特にBメロ部分の動き!)とか、ドラえもんのひみつ道具のジェスチャーがあったりとか。
参考:『未来のミュージアム』のダンス
ドームツアーの時も、乗り物で移動するときにこの曲だったので結局ダンスを見ることは出来なかったんですよねぇ…。
まぁ、あ~ドラ、かしドラ、のちドラ(ver.1とver.2)が見られたし良しとしますか!
2. Magic of Love
逆再生で撮影した部分があるギミック系のMV。
Perfume "Magic of Love"
Perfumeの映像ギミック系のMVでは『VOICE』が一番好きだったんですが、これは同じかそれ以上に好きです。
ここまでかわいくてカッコ良くて面白いMVってそうそう無いよなぁと。
Perfume "VOICE"
崖から落ちる時の三人の動作がそれぞれ違うところがかわいいです。
冒頭の3ショット 見るたびに死んで生き返ってますよ! |
どこがかわいいかを具体的に挙げていくと1フレームずつ切り出していくことになりますな。
そんなわけで、他の人からすればどうでもいいことですが、3人のそれぞれ好きなシーンだけ挙げますね。
のっちはこの紙吹雪のところ。 のっちの衣装は何となくキョウリュウレッドカーニバルを 思い出したり(実際に見ると全然違うんだけど)。 |
あ~ちゃんは間奏が終わる部分で 手をスッと開くところで毎回きゅんとします。 |
かしゆかの2パターンの髪型が同時に楽しめる! 2013年はスタンダードな髪型のほうが少なかった気が。 |
映像には関係ないけど、2番Bメロのっちパートの「どんなのがお好み」の「んなの」でn音が連続する部分がとてもかわいいです。
当時も同じようなことつぶやいてました。
表題曲のMagic of Loveがもうメチャクチャ可愛くてねぇ。特に2番サビ前の「恋の調味料は どんなのがお好み? きっと何か魔法とか 込めてないといけないね」というフレーズは聴くたびに死んで蘇ってますよ(画像は最後の「ね」の瞬間) pic.twitter.com/oF4YjIi6Bs
— 症候3000 (@symptom3000) 2013, 5月 21
そういやピュレグミのCM曲でもありましたね。
カンロ ピュレグミ CM
3. 1mm
アルバム『LEVEL3』からのMV。
Perfume "1mm"
ライブでの技術的なサポートをしているライゾマティクスによる演出。
透明なアクリルボードに歌詞を映し出してる(でもPerfumeの3人にはその映像が当たらない!)という、実はとんでもなく高度なはずの技術をサラッと使ってみせるという。凄いね。
曲もダンスもキビキビしていて甘くない感じがカッコいいですねぇ。
「わけゆか」が登場したことでも話題に。 |
MVに関係ないですが、アルバムの話が出たので。
このアルバムのリリースツアーであった2大ドームツアー『Perfume 4th Tour in DOME 「LEVEL3」 supported by チョコラ BB』に全日程(京セラドーム大阪2日間、東京ドーム2日間)参戦してきました。
座席もそれなりに良くて、バルコニー席(パン粉)→スタンド2階席(梅)→スタンド1階席(チキン)→アリーナ席(白)という順に「だんだんそうして 近づ」いていったのです。
いやぁ、もう最高でした。
恥ずかしながら、この年齢になるまでお金を払ってコンサートやらライブやらに行ったことがなくて(大学の学園祭とかのフリーライブくらいは行ったことがあったけど)。このツアー参戦が人生初のライブ体験だったわけです。
このツアーのチケットが当たるまでは「俺は在宅主義だから(キリッ」みたいなことをヌかしていたんですよ。
笑止!
今思うと、何でそんな考えをしていたのかと!
どう考えたって現場に行ったほうが楽しいに決まってるじゃないかと!!
そんなわけで2014年は現場主義に転向して積極的に足を運ぼうと思っている次第。
4. Sweet Refrain
くるくる回るギミック系MV。
Perfume "Sweet Refrain"
冒頭のタイトルからかっこいいです。 |
「refrain=反復」ということで、MVの中でも反復するモチーフがたくさん出てきます。
例えば、こんな感じ。
- カメラがくるくる回って同じ構図が「反復」する
- 三人が同じ振りを少しずつずらして踊ることで「反復」しているように見える
- 冒頭の時計が同じ時間を「反復」する(時計が止まった時の数字がそれぞれの誕生日になっているというのは言われるまで気付きませんでした…)
反復する構図の例 こんな風に見つめられたらもう…。 |
間奏の終盤に奥のほうで三人がヒョコッと 顔を出すシーンもかわいいですねぇ。 |
最近の曲だと『レーザービーム』の時に黒い衣装でしたが、これはサイバー感のある感じ。
今回はオトナの雰囲気漂うモダンでシック(←半分以上意味分かってない)な衣装でした。
Perfume "レーザービーム"
今回のMVに対する反応で一点だけ気になったことがありました。
このMVのダンスを見て「ピタゴラスイッチのアルゴリズム体操だ!」と思った人は多いようで。
たしかに動きだけ見ればアルゴリズム体操ですが…。 |
参考(?):アルゴリズム体操
たしかにダンスの部分にだけ注目すればそうなんだけど、MV全体の構図からすればこれはペーター・フィッシュリ、ダヴィッド・ヴァイス『事の次第』ですよね。
ピタゴラ装置なんかもこれが元ネタだろうし。
せっかくなのでいくつか関連しそうなMVを。
さて振り返りもこのくらいにして。
2014年に発表されるであろう新曲とそのMVを期待して待ちましょう。
ピタゴラ装置なんかもこれが元ネタだろうし。
Peter Fischli & David Weiss "Der Lauf Der Dinge"
せっかくなのでいくつか関連しそうなMVを。
スチャダラパー "Disco System"
明確に『事の次第』のパロディ。
南波志帆 "こどなの階段"
一方向に流れる画面、登場人物の反復。
そして南波ちゃんかわいい。
livetune adding 中島愛 "Transfer"
同じ構図の反復。
さて振り返りもこのくらいにして。
2014年に発表されるであろう新曲とそのMVを期待して待ちましょう。
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