2014年1月13日月曜日

2013年に読んだ漫画

タイトルの通り、2013年に読んだ漫画。
すぐに忘れてしまうので、とりあえずメモ。

2013年は113タイトル、計192冊の漫画を読んだらしい。
さすがに読みすぎな気が…。

以下の表の並び順は著者名、作品名の五十音順。
2012年以前から継続して呼んでいる作品(=2013年に新規に読んだものではない作品)は背景をグレーにしています。

2013年に読んだ漫画
No. 書名 巻数 著者 出版社
1 俺はまだ本気出してないだけ 1~5 (完) 青野春秋 小学館
2 俺はもっと本気出してないだけ 青野春秋 小学館
3 五反田物語 青野春秋 小学館
4 よいこの黙示録 1~2 (完) 青山景 講談社
5 おざなり君 浅野いにお ロッキング オン
6 空が灰色だから 4~5 (完) 阿部共実 秋田書店
7 大好きが虫はタダシくんの―阿部共実作品集  阿部共実 秋田書店
8 完全版 少女奇談まこら 1~4 阿部洋一 アスキー・メディアワークス
9 血潜り林檎と金魚鉢男 1~3 阿部洋一 アスキー・メディアワークス
10 バニラスパイダー 1~3 (完) 阿部洋一 講談社
11 ヤンキー塾へ行く 1~2 荒木光 講談社
12 岸辺露伴は動かない 荒木飛呂彦 集英社
13 ジョジョリオン 4~5 荒木飛呂彦 集英社
14 かみのすまうところ。 1~2 有永イネ 講談社
15 最果てアーケード 2 (完) 有永イネ 講談社
16 羊の木 1 いがらしみきお 講談社
17 もやしもん 12 石川雅之 講談社
18 BLUE GIANT 1 石塚真一 小学館
19 25時のバカンス 市川春子作品集Ⅱ 市川春子 講談社
20 宝石の国 1 市川春子 講談社
21 ゼッタイドンカン 宇仁田ゆみ 白泉社
22 3月のライオン 9 羽海野チカ 白泉社
23 BILLY BAT 11~13 浦沢直樹 講談社
24 椿荘101号室 1 ウラモトユウコ マッグガーデン
25 同窓生代行─売野機子作品集・2 売野機子 白泉社
26 薔薇だって書けるよ―売野機子作品集 売野機子 白泉社
27 ロンリープラネット 売野機子 講談社
28 聲の形 1 大今良時 講談社
29 機動戦士ガンダム サンダーボルト 2 太田垣康男 小学館
30 ヒナまつり 5 大武政夫 エンターブレイン
31 山賊ダイアリー 3~4 岡本健太郎 講談社
32 ひとりぼっちの地球侵略 3~4 小川麻衣子 小学館
33 ハイスコアガール 4~5 押切蓮介 スクウェア・エニックス
34 デビルエクスタシー 新装版 1 押見修造 講談社
35 富士山さんは思春期 1~2 オジロマコト 双葉社
36 ジゼル・アラン 4 笠井スイ エンターブレイン
37 少年ノート 6 鎌谷悠希 講談社
38 なにかもちがってますか 3 鬼頭莫宏 講談社
39 のりりん 6~8 鬼頭莫宏 講談社
40 みかこさん 6 今日マチ子 講談社
41 アゲイン!! 1~10 久保ミツロウ 講談社
42 昭和元禄落語心中 3~4 雲田はるこ 講談社
43 クロコーチ 1~3 コウノコウジ 日本文芸社
44 月影ベイベ 1~2 小玉ユキ 小学館
45 シリウスと繭 2 (完) 小森羊仔 集英社
46 宇宙兄弟 20~22 小山宙哉 講談社
47 西原理恵子の人生画力対決 5~6 西原理恵子 小学館
48 新世紀エヴァンゲリオン 13 貞本義行 角川書店
49 王様達のヴァイキング 1~2 さだやす 小学館
50 坂本ですが? 1 佐野菜見 エンターブレイン
51 僕だけがいない街 1 三部けい 角川書店
52 鬱ごはん 1 施川ユウキ 秋田書店
53 オンノジ 施川ユウキ 秋田書店
54 バーナード嬢曰く。 施川ユウキ 一迅社
55 図書館の主 5~6 篠原ウミハル 芳文社
56 アオイホノオ 10~11 島本和彦 小学館
57 みどりの星 1 真造圭伍 小学館
58 森山中教習所 真造圭伍 小学館
59 ちはやふる 20~23 末次由紀 講談社
60 東京都北区赤羽以外の話 清野とおる 講談社
61 あおにの空に竜は哭く 1 瀬戸ミクモ 小学館
62 さよならタマちゃん 武田一義 講談社
63 心の問題 武富健治作品集 武富健治 太田出版
64 鈴木先生 1~11 (完) 武富健治 双葉社
65 鈴木先生外典 武富健治 双葉社
66 掃除当番―武富健治作品集 武富健治 太田出版
67 誰がそれを -田中相短篇集- 田中相 講談社
68 草子ブックガイド 2 玉川重機 講談社
69 少女鉄姫グランジ 千代多みく郎 講談社
70 GIANT KILLING 26~29 ツジトモ 講談社
71 第七女子会彷徨 6 つばな 徳間書店
72 どろろ 1 手塚治虫 講談社
73 あやかし古書庫と少女の魅宝 2 (完) ドリヤス工場 一迅社
74 ナカGの推しメン最強伝説 ナカG 太田出版
75 ねじまきカギュー 9~12 中山敦支 集英社
76 ウメハラ To live is to game 西出ケンゴロー、折笠格 PHP研究所
77 さよーならみなさん 西村ツチカ 小学館
78 とりあえず地球が滅びる前に 3 ねむようこ 小学館
79 いってミヨーン やってミヨーン 1~2 羽生生純 エンターブレイン
80 無法使いアッポちゃん 2 (完) 羽生生純 太田出版
81 機動戦士ガンダム 黒衣の狩人 万乗大智 小学館
82 主に泣いてます 9~10 (完) 東村アキコ 講談社
83 かくかくしかじか 2 東村アキコ 集英社
84 海月姫 11~13 東村アキコ 講談社
85 ギャングース 1~2 肥谷圭介 講談社
86 就職難!! ゾンビ取りガール 1 福満しげゆき 講談社
87 生活【完全版】 福満しげゆき 講談社
88 藤子・F・不二雄 ビッグ作家 究極の短篇集 藤子・F・不二雄 小学館
89 そらいろのカニ ふみふみこ 幻冬舎
90 水曜日 冬川智子 小学館
91 デス・オブ・キャプテン・アメリカ:デス・オブ・ドリーム エド・ブルベイカー ヴィレッジブックス
92 さよならソルシエ 1~2 (完) 穂積 小学館
93 すみれファンファーレ 2 松島直子 小学館
94 重版出来! 1~2 松田奈緒子 小学館
95 闇金ウシジマくん 27~29 真鍋昌平 小学館
96 ゲゲゲの家計簿 下 (完) 水木しげる 小学館
97 水木しげる ビッグ作家 究極の短編集 水木しげる 小学館
98 変身のニュース 宮崎夏次系 講談社
99 僕は問題ありません 宮崎夏次系 講談社
100 秋津 1 室井大資 エンターブレイン
101 エバタのロック 1~4 (完) 室井大資 小学館
102 海岸列車 室井大資 エンターブレイン
103 ブラステッド 1~2 (完) 室井大資 エンターブレイン
104 のぼさんとカノジョ? 1 モリコロス 徳間書店
105 度胸星 1~3 (完) 山田芳裕 小学館
106 へうげもの 16~17 山田芳裕 講談社
107 異法人 1 山本松季 講談社
108 へんなねえさん 吉富昭仁 太田出版
109 さんてつ 日本鉄道旅行地図帳 三陸鉄道 大震災の記録 吉本浩二 新潮社
110 リーチマン 3 (完) 米田達郎 講談社
111 公園兄弟 ルノアール兄弟 小学館
112 をのころん ルノアール兄弟、高本ヨネコ 実業之日本社
113 モブサイコ100 1 ONE 小学館

これだけリストに挙げてるけど、実際には半分近くは処分して手元に無いという。
お試し用の冊子が用意されていない作品をとりあえず買うというのは今年こそ控えたいですね。

2013年に新規に読んだものの中で面白かった作品をいくつか。

秋津』はおそらく2013年で一番最初に衝撃を受けた作品。
何かの漫画に挟まっていたお試し用のチラシを読んで面白そうだったので購入。これが当たりでした。
絵がシリアス系で中身がギャグという野中英次的な作品が元々好みなんですよ。『ヒナまつり』なんかもそうだし(『坂本ですが?』は1巻で離脱したけど)。
同じ作者の他の作品もいくつか読みました。『エバタのロック』はこの作品よりも絵柄がギャグ色が強い感じでした。バランスは『秋津』のほうが好みです。シリアス系の作品はどれも面白かったですよ。
父親の面倒くさい人柄と、彼に悩まされる息子の関係が面白かったです。特に父の描いた漫画に出てくる爆弾魔の描写を息子が的確に指摘し続けるエピソードが好きです。『脳男』の感想でも引用したりしました。
続刊がとても楽しみです。

アゲイン!!』は2013年に一番最初にハマッた作品。
『モテキ』はまったく読んでなかったんですよ(TVドラマも見なかったけど映画だけは観た)。理由は至極平凡かつ単純で、私がモテ期を経験したことが無いからですよ。死ぬ直前にまとめて来て右肩上がりで人生を終えるんじゃないかなぁという淡い期待。
話を戻すと、たまたまTV番組のゴロウ・デラックスかなんかを見ていたときにゲストが久保先生で、この作品に触れていたんですよ。で、何となく面白そうだなと思って読んでみたらこれが当たりというね!
金ちゃんは凄いですよね、もう一度高校生活をやり直して自分を変えていくわけですから。私が同じ状況になったら、寸分違わずアゲイン前と同じ経路を辿りなおして今の人生に辿り着く自信が200%あります。

宝石の国』は未だになんと言っていいのか分からないけどただただ圧倒的で独創的な作品だなと。
短編集も2冊とも読んでいますが、この作品が一番好きです。
プロモーション用の動画があるみたいですよ。

 市川春子最新作、『宝石の国』1巻発売記念フルアニメーションPV

重版出来!』は本屋でも推されていて何となく買って読んだのだけれど、第2話で完全にヤラれてしまいました。
元々お仕事マンガが好みという質もあって、どの話にもグッと来てしまいます。まぁ、今の自分の仕事でこんなことは無いだろうというブーメランになって返ってくるわけですが。
続きが楽しみですね。

毎週水曜日は『アゲイン!!』と『はじめの一歩』のためにマガジンを定期立ち読みしてるのですが、連載が始まって巻頭に掲載されていた『聲の形』をたまたま読みまして。学校でのあの集団行動のイヤな感じとか、妙に痛いところを突いてくる作品で即惹かれてしまいました。
Session22で荻上さんがこの作品を紹介した中にあるように、元々はこの作品は読みきりで発表されていたそうで。どこかのタイミングで併録されたりしないものでしょうか。
これもプロモーション用の映像があるようですよ。

 聲の形 PV

スピリッツは毎週読んでいるのですが、『王様達のヴァイキング』は何故か連載当初は読んで無かったんです。たまたま目を通したら凄い面白かったので今では必ずチェックする作品の一つです。
まぁ、あのクラスのハッカーが本当にUbuntu使うのかなとかは思ったりしますが。
現時点ではまだ単行本は出てないけれど、2013年の末にスピリッツで連載が始まった『黒鉄ボブスレー』(下町の工場がボブスレーのソリを作るお仕事マンガ)と『夕空のクライフイズム』(女子マネージャーの雨ちゃんの太腿が妙にエロい!)も楽しみですね。

何で読み始めたか理由は忘れてしまいましたが、阿部洋一の作品『血潜り林檎と金魚鉢男』と『完全版 少女奇談まこら』が面白かったです。最近になってファンタジーが読めないことに気付いたのですが、何故かこれは好きです。

夏ごろに3冊同時に出版された施川ユウキの作品『鬱ごはん』、『バーナード嬢曰く。』、『オンノジ』も面白かったです。先に挙げた『秋津』とも共通しているかも知れませんが、「何か一つの事について面倒くさいほどに考え抜く」ような人が好きなのかもしれません。

2013年は比較的にアイドルの曲を聴くことが多かったことと、宇多丸さんが帯のコメントを書いているということで『ナカGの推しメン最強伝説』を読みました。
内容はもちろん個々のアイドルにまつわるネタが中心なので、正直なところハロプロ系に全く食指が動かない(モー娘直撃世代だけど当時に全くハマらなかった影響だと思う)私には半分くらいが頭を通り抜けてしまいましたが。
冒頭のももクロちゃんの話で、あかりんが辞めていなかったらというエピソードが良かったです。

宮崎夏次系の作品『変身のニュース』と『僕は問題ありません』は、どちらも話も絵柄も人を選ぶ感じのもの。私自身、もしかしたら苦手なんじゃないかと未だに思っています。
それでも、3話に1話くらいどうしても心にズイズイ入りこんできてしまう作品があるのでどうしても嫌いになれないんですよ。
(話と絵柄だけ考えれば西村ツチカの作品も同じ様な印象だけど、なぜかこちらは「好きになれない」んですよねぇ。。。)

ルノアール兄弟の『公園兄弟』は案の定下らない内容で最低で最高でした。これも「面倒くさい人が好き」の系譜に連なっている気がします。
コーエン兄弟の『シリアスマン』級のオチは必見!(誇張に次ぐ誇張)

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先にも書いているように、リストに挙げているうちの半分くらいの作品は既に処分してしまっているんです。
今年はハズレの作品を買わないような工夫をしたいところです。

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