ざっくり感想を書いておきます。
『レ・ミゼラブル』予告編
『ホビット 思いがけない冒険』予告編
○『レ・ミゼラブル』
演劇について知識も興味も無いですが、ミュージカル作品だということは知っている程度でした。
映画ではセリフの重要なところだけが歌になる感じなのかと思っていたら、まさかの(ほぼ)全編でセリフが歌という演出でした。
悪く言えば、普通の口調だったら明らかに不自然な説明セリフ(自分の心情とか)も歌に乗せてゴリ押ししてる。
ただ、全編が歌になってるおかげで、普通のセリフから突然歌いだすというミュージカルに不慣れな者(=私)には越えがたい壁を感じなかったのは良かったかなぁと。
序盤から中盤にかけてはほとんどソロで歌うシーンが中心で、しだいに2~3人がからんで歌うシーン、そしてクライマックスで「民衆の歌」を歌う流れはとても気持ちよかったです。
「民衆の歌」
※YouTubeには本編映像がいくつかありますが、明らかに盗撮っぽいので別の動画を。
あと、監督がトム・フーパーということで、画面の奥行きが深かったです。
『英国王のスピーチ』の時は「この地下室ってこんなに広いの…?」と思ってしまうくらいでしたが、今回は冒頭の囚人たちが船を引き入れるドックとか街の様子を表わすのにプラスになっていたように感じました。
あと、ウルヴァリンはやっぱり力持ちでしたね。
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○『ホビット 思いがけない冒険』
いきなり言い訳から入りますが、どうにもこの手の話には苦手意識があって、『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズも全く観ていませんでした。
苦手意識の原因はこんな感じ。
- 小さいころは絵本より図鑑を読んでた(特に海外の絵本は読んだ記憶なし)
- ドラクエとかFFが流行った世代だったものの、流行りものを避けててやったことが無い
まぁ、いざ観てみると、思ってたほど苦手ではないかなという感じでした。
特に序盤でビルボの家にドワーフどもが多数押しかけて家を荒らすシーンは笑いました。
ただ、戦闘の場面が毎回同じ展開で正直飽きてしまったのも事実。
明らかに人相の悪い敵が登場→ヤバそうだけど主人公たちが突撃→意外と健闘するけどやっぱりピンチに陥る→魔法使いが助けて万事解決
毎回こんな展開。
タイプの違う敵に対して不利に見える主人公側がどう立ち向かい勝つのかというところが観たいし、初めから魔法使いが戦ってれば被害も少ないだろうにねぇ。
あと、これは『ロード~』シリーズを観ていないという不勉強さが原因ですが、ビルボがゴラムから奪った指輪をはめると何故姿が見えなくなるのか、そもそもあれはどういう状態なのか、ということがさっぱり分かりませんでした。
興味がわいたら勉強します。
ゴラム(※イメージ)
こんな感想じゃあんまりなので、宇多丸さんのハスリングを載せておきます。
勉強になりますなぁ。
ライムスター宇多丸のウィークエンドシャッフル 2013/1/12放送分
ザ・シネマハスラー「ホビット 思いがけない冒険」
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